高専を卒業して振り返り

とうとう高専を卒業しました。

小学校と同じくらい長い間在籍していましたが、大きく違うところとして小学校では完全に集団行動でした。高専では個人の裁量が大きく「自主自立」が求められていることでしょうか。

高専に夢見たことと、あーすれば、こーすれば良かったという振り返りを書いていこうと思います。

高専に夢見たこと

私は昔から電子機器が好きで、家電量販店でカタログをもらって家で眺めたり、カメラで写真撮影をするなどしていました。

中学2年生の頃に高専という存在を知り、「面白そう!」「興味のあることを学べるなんて最高かよ!」と思い志望校にしました。

推薦入試では「映画『サマーウォーズ』のOZの世界みたいに、グーグルストリートビューの世界で実際に店舗で購入できるようにしてみたい!」というようなことを言いました。 今思えば、これはメタバースですね。 当時はメタバースなんて言葉は流行っていなかったと思うので、我ながらちょっと先進的な構想を練っていたのでしょうか。

また、楽しく豊かな学校生活を夢見ていて、友達と食事に行ったり旅行したりすることが高校生らしい学校生活の楽しみ方だと、ワクワクしていました。

学校生活

授業は、学科名から想像していた内容とは違いましたが、一般科目と電気・情報科目、広く浅く、大事なところは深く学べたので、私には合っていたと思います。

部活動は、情報系に入部し、一所懸命に活動していました。 部長としていろいろな運営側に回る経験と、運営関連での人とのつながりもあり、良い経験でした。 しかし、部員として何か成果を残せなかったばかりか、いろいろとグダグダ・メチャクチャになってしまったのは残念です。 とはいえ一体どうすれば良かった?

また、インターンシップやアルバイト、いろいろなイベントへの参加など、他校の学生さんやいろいろな年代の方々と関わることができました。 物事への取り組み方や人付き合いなど勉強になることもありました。 なにより人と話すのって楽しいなぁと。

やれば良かったこと

さて、「たられば」を書いていきます。

まずは、兼部すれば良かったなぁと思います。 面白そうな部・同好会がたくさんありますし、勧誘ポスターもいろいろと貼られています。 兼部したいなぁと思ったのは3年生のときですが、ちょっと遅かったかなぁという感じがします。 いろいろなことに触れて、面白そうな人々と出会い、同じ興味を持つ仲間といろいろ取り組んでいればもっと楽しめたのかなぁ… 個人的には、文化系の部活動はどれも興味深くて体験してみたさがあります。

学校生活のなかで勉学、部活など、何を重視するかは人によって違いますが、私は人付き合いを重要視すれば良かったと思います。 SNSで交友を深めたり、学生会や文化祭実行委に入れば、いろいろな考えに触れながら楽しめたんじゃなかなと思います。 まあ、大変なこともたっくさんあると思いますが。

最後に、学校では多くのイベントの案内が流れてきましたが、もっといろいろと参加すれば良かったと思います。 ボランティアや海外研修などは、学生の時こそ満足に体験できて今後にも役立てやすいと思います。 やはりより良い人生を送れるように自分を変えるには経験が一番だと思うので、なんでも経験しておけば良かったですね。 そうしたらなにか夢中になれることも見つけられたかもしれません。


私は、人と交流して、いろいろ体験するのが好きみたいです。 これは学生でなくてもやっていけることなので、今後は自分が好きなことを意識しながら、いろいろ挑戦してみたいです。