OneNoteで日記を書く
私は今年に入って、OneNoteで毎日の日記をつけ始めました。 ディジタルな日記に関心がある方がいらっしゃるかもしれませんので、私の日記について紹介します。
OneNoteで便利なこと
パソコンがあれば、どこでもいつでも日記を書ける
私は以前、タブレットPCを使っていました。 タブレットに、キーボード付きのカバーがついていて、カバーをはめることでキーボードつきのタブレットになるものです。 厚さは1cmくらいで、重さも1kgもなく、片手で持ち運べる大きさだったので、いろいろなところに持ち運べました。 壊れやすいという問題もあったので、手放しに賞賛できないのですが…
このタブレットPCをバッグに入れて旅先に持って行けば、旅先でいつでも日記を書けます。 OneNoteなら、家でオンラインのうちに同期しておき、旅先でオフラインの状態で日記を書き、帰ってきてからオンラインにして同期によって主に使っているパソコンに反映させる、ということが簡単にできます。
注:
ただ、それぞれのパソコンの状態によっては、ページの競合が発生する可能性があります。
競合とは、一つの状態から、複数の状態に枝分かれしてしまって、最終的にどの状態になればいいのか決まらない状態です。
データを失うことはないと思いますが、対処が面倒かもしれません。
紙の日記は、日記帳がなければいけませんが、かさばります。 テキストファイルに書き込む方式だと、自分で仕組みを整えないと簡単には同期できません(簡単にできる方法はありそう)。 OneNoteの同期機能は便利です。
書くのが早い
私は、紙に書くよりキーボードで入力した方が早いと感じます。 普段からパソコンを使っているせいだと思いますが… 普段からパソコンを使っていると、逆に紙に書くのが苦手になります。 うまく字が書けなくなっているとか… 普段から使っているツールでモノを書いた方が、使い慣れていて書きやすいです。
また、消すのも一瞬ですし、文章の順序を入れ替えるのも一瞬です。 テキスト編集という点では、紙と比べて何倍もの速度で書き上げていくことができると感じています。
まさに、思考のスピードで編集できます(あくまで筆者の感覚)。
検索が早い
イベントへの参加記録や、出来事がいつ起きたかなど、日記を確認したいときがあると思います。 そんなとき、時期の見当をつけて一枚一枚紙をめくって探すより、検索機能を使って検索をすれば、すぐに見つかります。
日記を記録として、データとして考えるならば、紙媒体よりもディジタル化してあるほうが、はるかに扱いやすいです。
データを紛失しにくい
データはクラウド上にアップロードされるので、手元のパソコンが故障したりしても、データは残ります。 Webクライアントもあるので、ブラウザから編集することもできます。 もちろん、テキストファイルなどの他の方法でも、バックアップをとれば安心です。
逆に、日記帳は、紛失のリスクがありますし、のぞき見されるリスクもあります。
構成
以下のような構成にしています。
サブページは、ページを右クリックすると、作成できます。
- ノートブック 「日記」
- セクション 年(「2018」など)
- ページ 月(「12月」など)
- サブページ 日(「31」など)

運用方法
月が変わるごとにページを作成し、毎日サブページを作成します。
1行目は天気を書きます。 1行あけて、3行目以降には、その日印象に残ったことを、事実と感想を交えながら書いています。 後で見返すと、この時こんな気持ちだったんだ、ということがわかり、面白いです。
忙しくて、日記を書けない日もあります。
その日は、天気だけは書いておきます。そうでないと、すぐに忘れてしまうので…
そして、その日の日付(サブページのタイトル)に、*
マークをつけます。
マークをつけておくことで、まだ内容が不完全だとわかりやすくし、あとで書けるようにしておきます。
あとから書くときは、ページの1行目には、書いた日を 2018/12/31 0:00くらいから書き始めている
のように書いています。
どうしても書けない日は、仕方ありません。 その日はずっとマークをつけたままにし、書ける分だけは書くように心がけています。 過去の日記を思い出しながら書いていくより、今の日記を継続していくことを重視しています。
まとめ
OneNoteなら、日記のデータを一括で管理でき、同期機能も優れています。 ディジタルの方法に関心がある方は、一度試されてはいかがでしょうか。
ただやはり、日記は継続が大切です。 一日のことをとても細かく無理して書いていては、なかなか続けようと思えません。 自分が書きたいと思ったことを書いていけば良いと思います。
たまにはとても雑な日があってもいいですし、天気しか書いていない日もあるかもしれません。 体裁や形式にこだわらず、なんだかんだで続けられれば、長い期間の日記が自分の資産になると思います。
日記を続けられる、そんなツールを見つけられる一助になれば幸いです。