本『ツレがうつになりまして。』感想

ツレがうつになりまして。
細川,貂々,1969- 幻冬舎 200904 457円+税

『ツレがうつになりまして。』(幻冬舎文庫)を読みました。

手に取った感じ、薄いです。 また漫画形式なので読み進めやすく、状況も理解しやすく、あまり身構えずに読み進めることができます。

内容としては、日常生活の一コマが漫画として描かれていています。 うつ病になるとこういう物の考え方をして、周りにいる人もこんな感情になるんだ、という事がわかります。 本当に、日常の一コマです。特別なことはありません。

私はうつ病というものを言葉では知っていても、具体的にどんな感じになるのかを知りませんでした。 まあ、この本を読んだ後でも、具体的にこんなことが起こるんだ、ということは知りましたが、専門的なことまでは理解していません。

現代のストレス社会では、多くの方が過大なストレスを感じていることでしょう。 私も、時々憂鬱になることがあります。 うつ病という言葉も、よく聞くようになりました。 そんなうつ病というものを、堅苦しい言葉や重い雰囲気の文章ではなく、漫画形式でサクサクと読み進められます。

読み物としても、漫画形式ではありますが、うつ病を扱っているということを強く意識しないで読み進められると思います。

うつ病に興味がある方は、一度手に取ってみてはいかがでしょうか。