Google Home Mini は単体で便利だし、プログラミングすれば可能性は無限大
とうとう、Google Home Miniが我が家にやってきました!
「スマートスピーカー、便利そうだし欲しいなぁ」と思い、LINE Clova、Amazon Echo Dotと比べてみました。 私の判断基準で比べれば、Google Home Miniが僅差で勝利。 勝因は、普段の生活でGoogleに頼っている節があるので、天下のGoogle先生の手先を持っていれば連携面で安心かな、と考えました。 調べてみると、GoogleのAIは優秀、スピーカーとしての音質が良いとの情報もあり、後押しされました。
どのスマートスピーカーもそれぞれ特徴があり、得意不得意が異なります。 生活スタイルや使用用途によってオススメは違います。 スマートスピーカーの購入をお考えの方は、どんな機能を期待するのかを考えながら、比較すると良いと思います。
意外と安い
まず驚いたことは、Google公式ショップより、楽天で購入した方がはるかに安価でした。
いったいどんな流通になっているのだろう?🤔
そして値段は、3,880円(送料込み)。 スマートスピーカーはAIが搭載されていることもあり、やや高価なイメージがありました。 しかし、Raspberry Piの約5,000円よりも安く買えて、こんないろいろできそうなものが意外と安くてラッキー! 便利に使えれば安い買い物ですし、ただの文鎮になってしまえば高い買い物になりそうな微妙なところかもです。
時々、公式ショップやビックカメラ.comなどの販売サイトで、キャンペーンが行われているみたいです。 私は待てずに購入してしまいましたが、キャンペーンを狙うのも良いかと思います。
音質が良い
電源を入れてまずしたことは、もちろん設定です(笑)
スマートフォンにGoogleホームアプリを入れて、5分程度で簡単に設定ができました。
今度こそ最初にしたことは、音楽サービスとの連携です。 「Spotify」「YouTube Music」の無料プランが使えるので、 無料で音楽を流せます! 便利な世の中ですね。 BGM用途でしたら、無料プランで十分です。
音質は、本当にスピーカーから流しているように綺麗でした。 購入前は、小さい本体だし、あくまで"スマート"スピーカーだから、機械っぽい感じで音質は良くないのかな、仕方ないな、と考えていました。 しかしいざ再生すると、 音楽を再生するスピーカーとして、十分の性能を持っていました!
「OK Google、音楽を流して」というだけで、良い音質で音楽が聴けます。 「OK Google、次の曲にして」と言えば、次の曲になります。 もう、これだけで惚れそうです。
また、本体が小さいながらも、パワーがあります。 音量30%でも、12畳程度の部屋ではっきりと聞こえました。
いろいろな質問に答えてくれる
私「OK Google、今日の天気は?」
G 「(地名)は今日、曇りでしょう。
最高気温19度、最低気温13度の見込みです。
現在18度、曇りです。」
私「OK Google、音楽を流して」
G 「Spotifyで音楽を再生します。」
私「OK Google、何の曲?」
G 「SPITZの楓です。」
私「OK Google、ジブリの曲を流して」
G 「Spotifyで久石 譲のステーションを再生します。」
私「OK Google、ダジャレを言って」
G 「ライスがないと、つらいっす」
私「OK Google、内水氾濫って何」
G 「(ドメイン)のサイトにはこう書かれています:
河川の水を外水・・・
詳しくは、Google Homeアプリ、または・・・」
まるで人間と会話しているようです。
音楽を流すにはアカウント連携が必要ですが、その他は何も機能を追加せずに使えました。
Google Home Miniに話しかけるだけで、 天気予報を調べたり、知らない言葉を調べることなどができます 。
また、ダジャレも言うなど、会話を楽しめそうな機能もあります。
会話自体は、スマートフォンのGoogleアシスタントアプリでもAIと話すことができます。
Spotifyでの曲の再生は、無料プランだと、アーティスト名を指定すると正しく認識はしますが、まったく関係のないアーティストの曲が再生されます。 有料プランにすると3ヶ月のお試し期間が付随しますが、有料プランにすると、正しく再生するようです。
いろいろなものと連携できる
Google Homeの機能一覧 を見ると、さまざまなものと連携したり、操作できることがわかります。 これだけでも、Google Homeに呼びかけるだけでいろいろなことができ、便利です。
外部サービスの利用
IFTTT (イフト)などの外部サービスを利用すれば、TwitterやDropBoxなどたくさんのサービスと連携させることができます。
ちなみにIFTTTとは「IF This Then That」の略であり
もし [○○が起きたら](トリガー)、その時は [△△をする](アクション)
という一連の流れ(アプレット)を作ることができます。
何かを通知してほしい、自動化したいときは、IFTTTで何かできないかを見てみると楽しいと思います。
ローカルサーバから操作
ローカルネットワーク内(家庭内ネットワーク)で、Google Homeに任意の言葉をしゃべらせることができます。 私はRaspberry Piをサーバにして、降雨を事前に通知したり、防災情報をしゃべらせるプログラムを実行しています。 センサーの値を処理してしゃべらせたり、SlackにHubotを常駐させて、条件に合致したメッセージの文面を加工してしゃべらせる、なんてこともできます。 単純なことなら、IFTTTでもできそうですが…
google-home-notifier
というライブラリを使うのが一般的ですが、このライブラリが依存しているgoogle-tts-api
が200文字までの制限を課しているので、その点に注意が必要です。
この制限は、結局はGoogleのAPIによるものですが…
また、google-home-notifier
は依存するプログラムやバージョンが複雑で、しゃべらせるまでの準備がやや大変です。
ただ、広く使われているだけあって、インターネット上に情報がたくさん転がっています。
ローカルサーバをたてれば自由度が大きく広がります。
自分が欲しいと思う機能を自作してうまく動かせると、本当に生活が便利になります。
ぜひ、 おうちハック に挑戦してみてください!
まとめ
というわけで、Google Home Miniを使ってみたら、大きな可能性を感じました。
電源プラグを入れただけでも、十分に便利機能を享受できます。
さらに、プログラミングするのが楽しくなる、ハイテクなおもちゃですね(笑)
遊び倒そうと思います!